雑多なインフラエンジニア日記

技術ブログでっす~

DatadogとMackerel

Datadogとmackerelはそもそも立ち位置が違うので、比較してどうすんだって話もありますが、
今のところ、DataDogのほうが圧倒的に勝っています。まず、Integrationが豊富&楽すぎる。


ざっとした特徴


Datadog
課金対象はEC2のみ。(またはDatadogAgent)
その他AWSサービス群は全て無料で13ヶ月保管
極論言うと、DataDogAgentをインストールしたEC2を1台だけ契約して、その他のELBやRDSは取り放題。
ProとEnterpriseの違いはほぼ無いらしい。500台以上でもPro契約でOK。あくまで目安らしい。
CloudTrail等、諸々の情報がEventに流れてくるので便利。
オンプレでも使える。APM機能などもあり、高機能。
唯一のネックは、ログ監視がほぼ出来ないこと。
Datadogはメトリクス(数値)を受け取ってグラフ描画をするのが大前提なので、
文字列を処理させることが難しい。
USのAWSの上で稼働している、Python(一部Go)で開発されいるらしい。
AWSの障害かDataDogの高負荷なのか、ちょいちょいDelayする。
自作カスタムメトリクスはPythonで作っている人が多い。一応RubyでもShellでもOK。
課金に関するFAQ


Mackerel
課金対象はEC2含む、全AWSサービス群。(と言ってもELB/ElastiCache/RDSしか対応していない)
自前でZabbix等を管理したくない、日本語じゃなきゃ嫌だ、APMとか要らない人向け。
操作が簡易なので取っ付きやすい。
はてなのオンプレで動いてそう、全部Goで出来ているらしい。
Datadogを意識して開発をしているっぽい。(似たような機能リリースが多い)
mackerel.io

MackerelはNagiosやsensuライクなPluginを自作出来るのは自由度高くて面白いですが、結局、Plugin管理が面倒くさそう。
あと、50台以上だと割引が効くらしい。Datadogは割引は無かったはず。

ZabbixやNagiosもいいですが、監視サーバの運用って結構工数かさむので、徐々にSaasに流れるんだろうなぁ。
1日保管ですが、freeでも5台までなら利用可能なので小さいサービスなら無料で凌げる。。