Apache リバースプロキシモジュールの追加手順

Apacheのリバースプロキシモジュール追加手順メモです。

Apache2.2.22をソースインストールしていることが前提となります。

（CentOS5.5 / Apache2.2.22）


1. まずはソースファイルを展開したディレクトリに移動。(modules/proxyに対象のソースがある)

cd /home/user/httpd-2.2.22/modules/proxy

2. apxs コマンドで以下のリバースプロキシに必要なモジュールを作成。(/pathto はApacheインストールディレクトリ)

/pathto/bin/apxs -i -c mod_proxy.c proxy_util.c
/pathto/bin/apxs -i -c mod_proxy_http.c proxy_util.c

3. モジュールが作成されたかを確認。

ll /pathto/modules/*proxy*
-rwxr-xr-x 1 root root 185493 Jan 21 14:43 /pathto/modules/mod_proxy_http.so
-rwxr-xr-x 1 root root 222217 Jan 21 14:42 /pathto/modules/mod_proxy.so

4. vimなどでhttpd.conf に以下を追記。(先ほど作成したロードモジュール)

LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
LoadModule proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so

5. コンフィグ確認

/pathto/bin/apachectl -t -f /pathto/conf/httpd.conf.conf
Syntax OK

6. Apache再起動

/etc/ini.t/httpd restart

7. モジュールがロードされているかを確認

/pathto/bin/httpd -M -f /pathto/conf/httpd.conf.conf |grep proxy
Syntax OK
proxy_module (shared)
proxy_http_module (shared)

リバースプロキシ自体の設定は後日。。。
単純に全リクエストをリバプロサーバ → Webサーバに飛ばすだけなら簡単ですが。(システム移行期間、DNS切替中などに有用)

以上！