雑多なインフラエンジニア日記

技術ブログでっす~

AZとDCのマッピング

意外と大事な話。

以前、AZ名と物理的なロケーション(データセンター)のマッピングは、
アカウント毎に異なると書きましたが、追記。

・過去記事
http://xoxo-infra.hatenablog.com/entry/2013/02/20/155515


例えば、物理的なロケーション名は、東京リージョンだと、

NRT10 (初代AZと仮定)
NRT20
NRT30

の3つのようになります。(数字の部分はマスクしています)
あくまで名前で、場所は関係ないですけど・・・。
NARITAの略っぽい。

んで、アカウント1の「1a → NRT10」、アカウント2の「1a → NRT30」など異なる可能性があります。

複数AWSアカウントを利用している場合にハマる可能性があります。アカウント1の1aはキャパシティに余裕があるからと言って、アカウント2の1aは余裕がある訳ではない。→ アカウント2の1aでは、インスタンス起動出来ないなどと言った事象が起こりえます。

ちなみに、実績から言うと、昔からAWSを利用している古いアカウント(EC2-Classicが使えるアカウント)は、初代AZと仮定したNRT10にマッピングされてそう = キャパシティ余裕がない = ハマる的な。例えば、NRT10では第三世代のインスタンス起動出来ないとか、PIOPS使えないとかという事象を何度か見ています。

サポートに聞けば、自分の「ap-northeast-1x」が 「NRTxx」のどれなのか
教えてくれるとのこと。



・補足
確か、2013年1月頃を境に、新規発行したAWSアカウントは、
「AZは2コしか選べない、DefaultVPC適用」となってます。
初代AZはもう除外されてそうですね。
理由(推測)は、AZのキャパの増強が間に合わない、VPC推奨にしたいからかなと。


・自力でも調べられるらしいです。
http://qiita.com/kawaz/items/cecab993f2180c07db5f


以上です。