雑多なインフラエンジニア日記

技術ブログでっす~

df portability オプション (出力結果を見やすくする)

中々便利なオプションを発見したのでメモ。

dfコマンドで各サーバのマウントデバイス名、ポイント、容量などを取得してExcel
で表にするときに、NFSサーバをマウントしていると以下の様な表示になってしまい、
貼り付けにくいです。

そんな時は df --portability (-P) を使いましょう。

NFSのマウントデバイス名が長いので2行で表示される。

$ df -h
Filesystem          サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/sda3              13G  7.3G  4.5G  63% /
/dev/sda1             251M   22M  217M   9% /boot
tmpfs                 502M     0  502M   0% /dev/shm
192.168.0.1:/vol1/xxxxx/XXXXX
                      150G   47G  104G  31% /var/data
192.168.0.1:/vol2/xxxxx/XXXXX
                      1.0G   33M  992M   4% /var/log
$


・df --portability で、1行にすっきり表示。

$ df -h --portability
Filesystem          サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/sda3              13G  7.3G  4.5G  63% /
/dev/sda1             251M   22M  217M   9% /boot
tmpfs                 502M     0  502M   0% /dev/shm
192.168.0.1:/vol1/xxxxx/XXXXX  150G   47G  104G  31% /var/data
192.168.0.1:/vol1/xxxxx/XXXXX  1.0G   33M  992M   4% /var/log
$ 


NFSマウントしてない場合はあまり使うケースが無いと思いますが、
大量にマウントしている場合はかなり見やすくなります。

以上です。